仮面ライダーBLAKC RX 南 光太郎は改造人間である!!
仮面ライダーBKAKC RX
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仮面ライダーBLAKC RX/南 光太郎
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南光太郎の体内に宿るキングストーンが太陽光線によって進化した結果、誕生した新しい姿。以降、自身を「太陽の子」と称している。BLACKの数倍のパワーを誇るが、太陽の力によって進化した見返りに、怪魔界など太陽光線の差し込む期間が限られるような場所では変身の制限を受けることもある
必殺技は、光の剣状スティック・リボルケインを相手の体に突き刺す『リボルクラッシュ』と、両足を合わせて放つ『RXキック』。後見人として光太郎の勤める航空会社社長・佐原俊吉がいるが、立花藤兵衛らのようにライダーに協力して戦うことは無く、光太郎から正体が明かされることも最後まで無かった(内心気づいていたフシはある)。かつての滝和也やライダーガールズのような協力者としては記憶喪失の拳法家・霞のジョー、空手使いの女流カメラマン・白鳥玲子、アーチェリーが得意な超能力少女の的場響子が存在。
クライシス皇帝の死と共に怪魔界も崩壊してしまったため、50億の罪無きクライシス人の命を救うことまでは出来なかった。
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専用マシン/アクロバッター
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RX同様に進化して復活した新バイク・アクロバッターを主として乗用。第4話において光の車・ライドロンを製作、第15話以降はロボライダー(後述)、第17話以降はバイオライダー(後述)といった新形態に変身できるようになった。
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特徴
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前作『仮面ライダーBLACK』の主人公が強化されて続投するというシリーズ中でも異例の作品。仮面ライダーの原点である「怪奇性」や「孤独なヒーロー像」の復活を狙った前作との差別化を図るためか、主人公の周囲を数多くのサブキャラクターが取り巻いている・必殺技として剣や銃などの武器を使用・バイクだけではなく車にも搭乗・一旦変身した仮面ライダーがさらに別の形態に二段変身するノなど、戦隊やメタルヒーローを意識した数多くの新しい試み・新しいライダー像の追求が行われた。
これらは現在の平成仮面ライダーシリーズにおける諸設定のプロトタイプと言えるが、放映当時は「新しい試みもいいが、これでは仮面ライダーとは呼べないのではないか」という批判も多かった。当時は第1作・特に初期の旧1号編に範を求めるライダーファンも多く(前作であるBLACKはまさに旧1号編を模範にしたとも言える作品だった)、V3?ZXまでの設定バリエーションについてはあまり好意的には語られなかったことも原因と考えられる。RXがバイク(アクロバッター)と自動車(ライドロン)を使い分けることについては特に批判が多く、「車に乗ったら『ドライバー』ではないのか」「複数種の乗り物を所持することは他の変身ヒーローとの差異を無くし、『仮面ライダー』としてのアイデンティティを喪失することになってしまう」という指摘もなされていた。劇中におけるRXのメインマシンはあくまでバイクのアクロバッター(とその変形体)であり、ライドロンの使用はサブ的なもの(それゆえRXは「仮面ライダー」であることまでは放棄していない)だったが、それでも「仮面ライダーが車にも乗る」設定はライダーファンにとってショッキングな事件だったのである。後の作品中、登場「ライダー」全員がバイクアクションを行うわけではない『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー響鬼』においても同様の議論が発生していることからも、劇中におけるライダーとバイクの関係は重視される傾向にあると言えよう。
また、前作には無かった戦闘員の登場・敵幹部同士の確執・前作で人気のあったシャドームーンの再登場=ライバルキャラの復活劇・衝撃的な結末といった、過去の石ノ森ヒーローの集大成とも呼べる作劇がなされていたのも興味深い。クライマックスにおいて1号?ZXまでの10人ライダーも登場するが、既に鬼籍に入っていたライダーマン・結城丈二役の山口暁以外のメンバーも、変身前の素顔は見せなかった(声も別の声優諸氏が担当)。
なお、番組継続という扱いにしたのか字数の都合か理由は定かでないが、新聞ラ・テ欄の番組名表記は「仮面ライダーブラック」のままで(BLACK最終回でも終了マークはつかず)、提供終了後に表示されたタイトルロゴもBLACKのもののままだった。
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ウィキペディア(Wikipedia)より引用
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